内心の意思と外部へ表示した意思は一致するものの、その意思決定が自由になされなかった場合をいう
瑕疵ある意思表示とは、内心の意思と外部へ表示した意思は一致するものの、その意思決定が自由になされなかった場合をいう。
瑕疵ある意思表示は、意思表示が本人の自由に行われなかったものなので、後から取り消すことができるとして表意者は保護される。
具体的には、「脅迫」と「詐欺」との2つがある。
後でだまされたことに気付いて、その意思表示を取り消すことができる。
しかし、事情を知らない善意の第三者へは詐欺による取り消しを主張することができない。
脅迫と詐欺による取り消しに違いがある。