不動産の調査をする業者
デューディリ(正しくは「デューディリジェンス」という)とは、不動産に関する物件の調査(有料)のことで、物件調査をする業者をデューディリ業者という。
デューディリジェンスは日本において、不動産証券化(1998年9月)の制定に伴い投資対象としての土地や建物の価値を正確に判断する際に用いられる場合の「調査」「分析」のことである。
調査分析には、大別すれば「法的権利関係等」「物的な調査」「経済的調査」の三つの要素の視点から、各々の専門家が分担して作成される。
日本に於ける不動産売買の仲介等に関しては、仲介業者が宅地建物取引業法第35条に基づき、買主に対し説明したうえ、売買契約を締結することと定められている。
一方、このデューディリジェンスは、買主において費用を負担して自らデューディリ業者に調査をしてもらう制度である。