<短絡で粗暴な事件が多すぎる。他>
Ⅰ【 短絡で粗暴な事件が多すぎる。 】
1.親が子を(6月24日神戸市西区の草むらで近くの6歳男児の遺体が見つかった事件)、子が親をなど、支配欲とか強烈な思い込みとかで未成年の女性の命を奪う事件や、7月6日午後3時頃、栗原市若柳小学校の敷地内で小学生の男女4人が侵入して来た軽トラックにはねられてけがをし、「わざとぶつけた」などという近くに住む小野寺章仁容疑者(34歳)が殺人未遂の疑いで逮捕された。警察が当時の状況や事件を起こしたいきさつなどを目下調査中とのことです。
2.7月1日には、横浜市鶴見区のマンション敷地内で住人の大学一年生冨永紗菜さん(18歳)が、元交際相手の伊藤龍(はる)稀(き)容疑者(22歳)から刺殺された事件が報じられたばかりでした。
3.それぞれの個別の事件について、その動機や背景は異なり一概には語れないかも知れませんが、どうしてそんな短絡で人を傷つけたり命を究極的に奪ってしまうことが出来るのか?理解に苦しむ!!
4.自暴自棄等物事を深慮しない人間が都市部や農村地域等を問わず増加しているのが現実である。
Ⅱ【 日本社会の二極化か 】
1.一方、7月10日現在で、日経平均株価が32,323円と上昇した。
また同月3日のNHKニュースによると、2022年度の一般会計で税収71兆1374億円※1と、前年度よりも約5兆円増加した。3年連続の増加であったと報じられた。なお、経済新聞によると約11兆円のコロナ予備費等が未執行と載っている。
2.世界第3位の経済大国と言われているが、日本社会の「経済」・「科学技術」・「文化芸能」・「軍事、防衛」を対象とするニッポンの若者(18歳)の意識調査では、若者の夢や希望がなかなか見い出せないとする調査結果となっている。この様な閉塞感の中で生きているとの結果が示されている。
3.片面的な「経済」推進基本路線の政治社会の構築から、一人一人が心豊かに生きる、生きられる社会を目指す軌道修正が求められる。人間にとって文化の持つ意味の重要性を理解すると同時に、社会の変化、そして経済や科学技術・情報化(正しい言葉・創造やAI)等グローバル化の進展、そして世界平和のために努力する個々の場所で高潔なリーダーが望まれてやまない。
4.世界が平和であることを切望する等と友人らと話題にすると、現実にはあり得ないヨ!!と返答される。
正に時々自身でも理想的だと心が揺らぐ。今のロシアのウクライナ侵攻のテレビニュースを見ていてもそう思ってしまう。しかし、戦争(侵攻?)による子供達の学舎での文字の理解や読み書きが出来る機会が失われて教育が受けられないことでの識字率の低下を招いたり、命を落とすことが社会の大きな様々なリスクをなってしまう可能性が大である。
5.アフリカの紛争地域内では、教育よりも軍事訓練で本来の学問を受けるべき期間を逃してしまっている。
また、中国での一人っ子政策のため二人目は住民登録を出来ず、学校へも行けなくて、文字を書いたり読んだりも出来なく、「薬袋」に朝、夕 ○○を服用すると記されていても字が読めないため、間違って飲んでしまい命を落とす人も農村部にいます、と話す中国から東北大学へ留学されている人の話も聞いている。
6.人間の一人一人が文化や異なる多様な意見にも耳を傾けて、心豊かに生きられる社会こそが平和へ繋がる途であり、望まれる社会であると思料される。
7.小生の世界平和への取り組みは、仙台南ロータリークラブの会員として外国からの長期留学生への支援や寄付活動などです。
※1 2022年度の一般会計 税収71兆1374億円と前年度よりも約5兆円増加した。内訳 基幹税と呼ばれる税目は、消費税 23兆793億円、所得税 22兆5217億円、法人税 14兆9398億円の合計額で、特に消費税が前年対比で1兆1907億円と年々増加傾向にあり、主なる要因は物価高騰の影響が反映されました。SNSにもあふれる疑問として、国はウハウハなのに国民はカツカツの中、なんで増税(防衛費、法人税、所得税、たばこ税、退職金、税金等々)が予定されているのか?との声があがっている。