２０２２年３月号 | レポート - 杜リゾートの不動産情報

◆ＩＴ重説について◆

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「ＩＴ重説」にも対応しております。

２０２２年３月号 | レポート

＜戸建住宅8,000万円アフターコロナでテレワークへと変化の余波と不動産市場への影響＞

Ⅰ【早いもので３月を迎えました】

だんだんと寒さも緩み、冬も終わりに近づくと南の方から梅、桜の開花のニュースが伝わって来ます。この時期を「春寒」といい、次に「余寒」へと季節が移って行きます。
また、「1(いち)月(げつ)往(い)ぬる 2(に)月(げつ)逃(に)げる 3(さん)月(げつ)去(さ)る」の慣用句があります。
これは、年が明けて正月を迎えてから3月までは行事が多く、また他の月に比べると暦のうえでも年始の休みや2月は28日までと働く日数が少ないのが特徴です。
従って毎月の業務も少ない日数分スピードを持って事に当たることが大切ですね。

2022年が始まり2ヵ月が過ぎました。年頭に、今年の目標を掲げた人も多いことでしょう。
その目標に向かって取り組みをしている人も多いと思います。
さて皆様の目標は？心に決められたそれぞれの目標達成を祈っております。
ちなみに私の目標は毎日の「自己反省」と「自己評価」の70点です。頑張っています。

Ⅱ【戸建住宅８，０００万円、アフターコロナでテレワークへと変化の余波】

不動産業界で2020～2030年度の新築着工戸数が2020年度は、2009年度のリーマンショック時、77.5万戸より少なくなるのではないかと予測されていましたが、結果を集計したところ81.2万戸と予測を約8.5万戸上回る結果となった様です。
内訳は、持家・分譲住宅・貸家のすべてで予測を2.3万戸上回りました。

その主たる要因としては、テレワーク普及によって職住一体化や外出自粛による「おうち時間」の増加によって、既存の住宅にはない仕事場スペースの間取りを取り入れた新たなニーズが生まれたことが住宅戸数を押し上げたと考えられます。

具体的には東京都品川に本社があるH社は社員7000～8000人をテレワーク業務へと移行したことで、都心のマンションから近隣の県へ移住しての住宅地へ買い替えました。

例えば埼玉県の大宮では都心部から移ってくる世帯が多くなったことにより、不動産売買も変わってしまった。土地売買はほとんど入札方式での契約と移って、約30坪の土地上に3階建の建物を建築し、約8，000万円で購入されています。ただし、共働きのケースであります。
従って、新築住宅の増加に伴って既存住宅の空室の増加も懸念されます。

住宅ストックの平均築年数は、2013年度の「22年」から2030年度には「29年」、2040年度には「33年」近く延びる見通しです。
そして、2030年度の新築住宅着工戸数は65万戸へ2040年度には46万戸に減少すると見込まれています。（出典：野村総合研究所）

Ⅲ【ロコ・ソラーレ】

テレビに映ったカーリング女子日本代表の藤澤五月選手の右手に書かれた、JD（ジェームス・ダグラス・リンド）コーチの言葉『ＴRUST　YOURSELF（自分を信じて）』初の銀メダルに輝いたカーリング女子日本代表ロコ・ソラーレの各々の選手の笑顔での活躍が印象に残っています。
第24回北京冬季五輪が2月20日の閉会式をもって幕を閉じました。

Ⅳ【ちょっと一息】