平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ではこざいますが、当社の年末年始休業を下記の通りとさせていただきますので、ご案内申し上げます。何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。
ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
※1月6日(月)より通常営業の予定です。
<第二のニュートンが出現するか?>
Ⅰ【 第二のニュートンが出現するか? 】
1)2019年12月頃に中国の武漢で発生したといわれている新型コロナウイルス感染症が世界中に拡散し、新たなパンデミー(世界的流行病)になった。日本もその例外ではなかった。
人々が集まる都市を中心に感染している。国内に於いては「緊急事態宣言」、「まん延防止等重点措置」によって国民の生活や社会、経済活動に於いて重大な影響を及ぼしている。特に若い10代の大学生らにもこれまでに経験したことのない様な対面授業に代ってオンラインによる授業・遠隔授業が導入、各種会議も同様に実施されるようなっている。
2)文明への脅威となっていて、その病原の実態や有効な治療法は未だ解明・開発されず、未知のものへの不安もあって、この新種の感染病にいかに対応するかが現今の人類共通の喫緊の課題となっている。
10月に入って感染者が全体的に見て減少傾向へと進んで来ているが未だ収束とはなっていない。今年の冬が大きな試練かもしれない。若い人達程この様に先の見えない時代に柔軟性を持っているし最強の武器である。様々な価値観、学習の習慣化で得た知見は、いずれ、例えばAI等を中心とする「特許」、「商標」等を生み出し、企業経営に寄与する可能性を有すると信じています。
3)今から356年前の1665年から1666年にかけてイギリス ロンドンで大疫病(腺ペスト)の大流行が発生し、7万5000人超えの死者を出した。
当時イギリスのケンブリッジ大学もこの疫病で閉鎖となり、在学中だったニュートン(アイザック・ニュートン)は故郷(イングランド東部、リンカンシャー州)に帰省することとなった。
その1665年から翌年の休暇による自宅待機18ケ月という長期に及んだ。ニュートンは今こそ夢を叶えるための休暇であると前向きに捉え休日フル活用すべく全身全霊で研究に没頭します。
この時に得た成果 が「力学理論」のすべての物体に引く力が働くという「万有引力の法則」を発見した。さらに、「流率法(微分積分法)」や「光学理論(プリズムの分光実験、光と色の理論)光の分析」という世界の科学史に残る「三大業績」の着想です。これらはニュートンの三大業績であり、生涯における重要な研究のほぼ全てをこの休暇中に成し遂げたのです。ニュートンの18ケ月間の休暇のあり方は、後世に広く語り継がれ、後に「創造的休暇」と呼ばれるようになりました。
4)また、同時に名を馳せたもう1人の「シェイクスピア」も同様に18ケ月間仕事も演劇も無く壊滅状態の中自宅で書き上げたのが、「オセロー」、「リア王」、「マクベス」の3作品です。
シェイクスピアの4大悲劇のうち、実に3作品を「ペスト」での閉鎖中に完成させており「マクベス」の有名な台詞の「明けない夜は無い」は、現在コロナ禍の中において様々な場面でも頻繁に使用されるフレーズになっている。
このフレーズは、テレビやラジオ等から356年という時代を超えてなお色褪せることなく新鮮味がある。このフレーズは人々へ顎を上げて前へ進め!! という不思議な力を与えている様な気持ちになります。
この直後からペスト収束後のヨーロッパはルネサンスを迎えることとなりました。
5)我国をも含めて、世界に於いて大きく価値観が変わり、「個が世界」の才能を発揮できる社会へと変化して行くこととなるでしょう。
同時にルネサンス運動と同様に芸術・思想・科学技術など様々」な面への展望が開かれると同時に「人間本位」「自然科学」など自然の恵みに対しこれまで以上に畏敬の念を持って大きく飛躍することとなるでしょう。
Ⅱ【 仙台勝山館 住販システムへ売買された 】
1)仙台市青葉区上杉の総合宴会場
「勝山館」の売買が地元の不動産会社へ32億円(非公表)で令和3年10月15日に住販システムグループへ売却し、10月末日までに買主に引渡された。
売主は売買の際の条件として、地上6階、地下1階のビルに大小の宴会場やチャペル、結婚式場、能舞台などを現存のまま活用し、庭園等を残すことが付されていた。
庭園は南側の仙台市の勝山公園と一体的に形成されていてこの地域の子供らの遊び空間と隣接している。
売買代金は、七十七銀行が20億円、杜の都信用金庫が12億円で両金融機関の協調融資と言われている。
ここにも今回の新型コロナウイルス禍で宴会や婚礼が激減したことで経営が成り立たなくなって今回の売買となった。
2)この様に仙台市内の宴会場をメインとする施設が次々と姿を消してしまっている。料理に評価が高かった仙台国際ホテルの「宴会部分」の閉鎖
3)かつての東北大学文学部で日本の哲学者 阿部次郎や同、土井晩翠らも通った老舗「懐石料理の東洋館」もコロナウイルスの打撃を受けて、114年の歴史に幕を下ろした。(本年5月7日から清月記が取得し、東洋館の名称で営業している。)
4)ホテル法華クラブ仙台も来年令和4年1月5日を以って営業を終了する。同法華クラブ仙台は、JR仙台駅から徒歩約10分という利便性が高くこれまでにも多くの観光客やビジネスマンが宿泊して来た。特に朝食はバイキングで郷土料理が人気だった。
5)さらに別のホテルも厳しいと聞き及んで来ている。
6)この様な情報に接するだけでも仙台の永年の食文化が消えて行くことで経済界や企業経営者の心理に及ぼす影響が大きく、強いては宮城県の経済に取り返しのつかない程のダメージが危惧される。
既に「自助」努力の限界を越えているので早急なる「公助」が必須である。