<コロナ拡大傾向が続く…>
Ⅰ【コロナ拡大傾向が続く…】
【違い】
◆風邪・インフルエンザは1日~2日
◆新型コロナウイルスは1日~14日
【共通】
◆「咳」と「熱」出る。
◆接触感染・飛沫感染
<感染対策>
弊社では、全員マスク着用、アルコール消毒(手は勿論のこと、建物内のドアノブ、スイッチ類、受話器等)の実施。
・オフィス内の換気(24時間)
・カウンターデスクに飛沫防止ビニール設置
・平熱を超える発熱、咳等の風邪症状、息苦しさや倦怠感の症状がある場合、自宅待機の指示・会話時はマスクの着用。
・飲酒を伴う会合への出席はしない等を実施中です。
Ⅱ【コロナ禍がもたらす社会様式の変化と課題】
インバウンドはホテルに宿泊する人はヨーロッパ人には少なく民泊が多い。従って、仙台市内のビジネスホテル事情から見てもこれまでの建築ラッシュとは真逆の方向へと進むだろう。
加えて、働き方もZoom等でのテレワークへ20%~30%が移行するため市内のオフィスビルのこれまでの床面積の賃貸面積も縮小して来ている。
GoToトラベルの恩恵は皆無であるためビジネスホテルの経営は先行き不透明です。
つまり、コロナ禍によってもたらされたこの様な大きな生活様式や働き方の変化、社会構造の変化に対応するかが問われて来ていると思う。
さらにこの変化は決してビジネスホテル、飲食店や旅行業関連会社のみでは無く、全ての産業に突き付けられている課題と考えなければならないでしょう。
Ⅲ【賃貸管理業の法規制】
賃貸管理業務に対する法律が本年12月15日から施行されます。主たる対象は、「サブリース契約」のトラブル防止を目的として立法化された。賃貸市場について、今はコロナ禍でインバウンド(外国人が訪れてくる旅行)がストップしているが、国内の単身者世帯の増加などでますます賃貸住宅の重要性が増して行くことは、当然の流れでもあります。サブリースに関するトラブルの背景の一つには、オーナーの高齢化等に伴い、専門業者に管理を委託するオーナーが増えてきており、その中にサブリースを利用するケースも少なくありません。サブリース(図2)とは、サブリース業者とオーナーとの間で契約が交わされ、業者が賃貸建物を一括して借り受ける制度のことです。注意:弊社では受託管理方式(図1)のみです。
問題となったのはサブリース方式で発生した。
具体的には転貸借契約の賃借人が少なくなって行き、サブリース会社から賃貸借料金の減額を要求されたこと でオーナーが金融機関(銀行等)へ毎月の建築代金が不足し、不足分をオーナーが負担することが発生した。
負担できない場合は自己破産へとなって社会問題となりました。「かぼちゃの馬車」等がその例です。
従って、サブリース方式の「勧誘者」は、オーナーに支払う家賃や賃貸住宅の維持保全の方法、契約の解除に関する事項について著しく事実に相違したり、実際よりも有利であると誤認させるような表示を禁止した。また、サブリース業者と組んで「勧誘」を行う不動産業者や建設業者も「勧誘者」と看做され本法の適用されることとなった。
従って、オーナーへ「メリットだけ」を伝えたり、「家賃保証」・「空室保証」といった誤認を生じやすい文言を広告に使用する場合は、その文言の隣接に「定期的な見直しがある場合その旨、及び借地借家法の規定により家賃の減額されうることを必ず表示しなければならなくなった。
ようやくここに来て適正な業務が求められることとなりました。
弊社ではサブリース業務は、オーナー様のリスクの方が大きいので、行って来ておりませんのでご休心願います。
Ⅳ【伊達政宗は人生の前半武将で後半は文化人兼天下の重鎮として諸大名を畏敬させた】
2018年(H30年)伊達政宗公生誕450年の記念の年であったことで沢山の関連企画がありましたが、その後も生誕祭のDVD発売や政宗公が生きた時代のルーツ、福島、山形、宮城の文化交流が行われています。
政宗公というと戦国時代を颯爽と駆け抜けた青年武将のイメージが強く残っておりますが、「漢詩」、和歌、能にも造詣に深く頭抜けていた文化人と言われている。特に、政宗の他には井伊直弼・武田信玄の2人(豊臣秀吉や徳川家康は歌は詠んでいるが文壇に名作は無い)だが「漢詩」となると唯一伊達政宗1人のみです。
その代表の「漢詩」は以下のとおりです。
◆馬上少年過
(訳)戦場に馬を馳せた青春の日々は遠く過ぎ去った。
◆世平白髪多
(訳)今や天下は泰平、俺の髪の毛はすっかり白くなった。
◆残躯天所赦
(訳)生き残ったこの身の処し方くらいどうしようと天は許してくれる。
◆不楽是如何
(訳)楽しまないでどうするというのだ。
伊達政宗の師は虎哉宗己和尚(こさいそういつおしょう)は臨済宗妙心寺派の僧で「漢詩」を学んでいることでの影響が大きい。豊臣秀吉は、若い政宗の「和歌」の才能に感嘆したとも言われている。