<2020.04.01の民法大改正の§611条>
Ⅰ【一盌(いちわん)からピースフルネスを!!】
京都のロータリーの会員でもある千玄室大宗匠の「一盌からピースフルネスを」
1923年茶道裏千家第十四代家元千淡々斎(無限斎)宗室の長男として京都市に生まれる。
1964年茶道裏千家第十五代家元となり千宗室を襲名。
茶道の普及を願い「一盌(いちわん)からピースフルネスを」をターゲットに世界各国を行脚、訪れた国は62ヵ国300回以上にわたる「茶道外交」を続けている。
「一盌からピースフルネスを」とは…、お茶室において身分の上下など全く関係なく、同じ人間として皆が平等なのだ。という考え。円いお茶碗は丸い地球を表し、お茶碗の中の鮮やかな緑色のお茶は地球上の自然を表す。地球上に住まわせてもらっていることに感謝し、また豊かな自然に感謝することを忘れてはならない。お茶席の人と人との和(輪)を作り、やがて世界平和へとつづくとの理念に基づく活動です。
茶室の女生徒が千玄室大宗匠(以下「先生」という。)に対し、ある国家試験を受験するためにお守りの代わりに何か一言書いて欲しいと頼んだら「必勝」と書いて持たせていただいた。見事合格したので、その報告をしたら、先生に心から喜んでいただいた。
就職して現場に出てからはつらいことがあってもお稽古に行って先生とお話をしていると不思議と心が穏やかに落ち着いて、また新たな気持ちで頑張ろうという気分になった。
今でも、先生の声が聞こえてくる様で、しばらくお茶のお稽古から遠ざかっていたがこれを機に現在住んでいる韓国の茶道の教室に通うのも良いのかなと思った(京都:元留学生岩村さんの文を引用)。
千玄室さんは京都のロータリアンで、ロータリー日本財団の理事長の地位にあり、世界で良いことをするため、ロータリアンをはじめ支援者の方々からの自発的な寄附によって支えられています。この寄附金を活用して、青少年の育成のため「小学生のサッカー大会」・「高校生らの音楽発表会」・「災害地域へ様々な支援活動(東日本大震災の際は女川の「指ヶ浜」「御前浜」へ漁網や舟等)に活用させていただき、行政あるいはマスコミで報道されにくい地域等への支援活動資金ともなっています。
Ⅱ【秋の色彩】
2011.11.11【秋の勾当台公園と県庁】