<日本の義務教育制度に感謝>
Ⅰ【日本の義務教育制度に感謝】
9月に入り、「白露(はくろ・しらつゆ)」(9/7)も過ぎました。それでも30°越えの日が続いています。「コロナ」に加えて「熱中症」などの暑さ対策が大切です。
9月はRI(国際ロータリー)の「基本教育と識字率向上月間」となっています。識字とは、文字の読み書きが出来ること指します。日本ユネスコ協会連盟によりますと、世界で読み書きの出来ない成人は7億5千万人に及ぶとされています。
私達日本人に於いては、義務教育の恩恵がとても大きいと思います。日常生活で読み書きができることに改めて考える月間にしたいものです。
※白露(しらつゆ・はくろ)9/7・8、秋分~9/22・23まで。「しらつゆ」と呼ぶ場合は、草木などに宿る数滴に朝の光が当たって、露が光るように見えることを指し、「はくと」と読む場合は、二十四気のひとつを指すことが多いとされています。
<意味>大気が冷えると、水蒸気が凝結して草木などに水滴が見られる様になること。
Ⅱ【コロナ禍の賃貸市場への影響】
賃貸市況はコロナ禍の影響によって変化して来ています。
1)来店数の減少、入居時期の変更・条件変更等が昨年前期よりも増加して来ています。特にコロナ禍自粛は3月、4月期の転勤シーズンと重なってしまい賃貸市場に大きな影響を生じさせた。
2)インターネット反響、来客数も大きく減少した。特に学生は自粛によって部屋を借りたが、学校の入学式、授業の開始が遅れてしまい、部屋代負担等で大家さんと賃料減額等の調整、対応が生じた。
3)新たなニーズの発生が生まれた。「働き方の変化」、「巣籠もり」により変化が生まれた。オフィス以外での仕事をする「テレワーク」の採用により、高速インターネット用の設備の相談及び「仕事の専用スペースが欲しくなった」、「宅配・置配ボックスの設置」等の相談の声が多く寄せられている。
上記のとおり、今後は賃貸住宅でもテレワークニーズを意識し、様々な内容について建築検討者に提案していくことになるでしょう。
なかなか終わりの見えないコロナ禍の完全なウイルス駆逐が不可能であると言われる以上、賃貸事業を維持するには、創意工夫してウイルスと闘いながら経営を続けるしかありません。
※元々不動産事業者は、自粛対象業種ではありませんでしたが、今回県境を超える行き来の自粛及び首都圏との行き来にウイルス感染拡大の影響があったため自粛対象と同様の結果を招いた。
Ⅲ【売却物件の増加】