<令和2年7月豪雨により被害を受けられた皆さまへ>
Ⅰ【令和2年7月豪雨により被害を受けられた皆さまへ】
本当にここ5年位前からゲリラ豪雨・台風など大雨による災害が日常の様になってきました。
昔は「五月雨をあつめてはやし最上川」松尾芭蕉の有名な句に詠まれている様に(五月雨=梅雨のこと、旧暦の5月は現代の6月のこと)でまた元々の句は「五月雨をあつめて涼し最上川」というモノでした。
これは松尾芭蕉が最上川の船町大石田の俳句会で詠まれたものを水かさ増して急流となり、流れが早いので前句の様に直したと言われています。
ところで、雨の降り方の状況や雨降る時期によって「梅雨(ばいう・つゆ・さみだれ)・青葉雨・香雨(こうう)・白雨(はくう[明るい空から降るにわか雨のこと])・迅雨(じんう[急に強く降り出す雨=叢雨(むらさめ)ゲリラ雨に近い雨のこと。])
また、ゲリラ雨に近い言葉として「夕立[夕方に雷が伴って降る雨]」、夕方以外に同様の雨のことを「雷雨」[雷が伴って短い時間帯に激しく降ること]又は、断続的に激しく降って過ぎてゆく雨=にわか雨のこと等で雨の降り方を表現してきた。
しかし、最近のここ数年の雨は「大雨」や「豪雨」さらには「台風」と言った現象が多くなって来ていて、気象庁もこれまでに経験したことが無い気象の様です。
従って、予想が不確定のため自分の住んでいる地域では個別にその状況に応じて早目の災難を避ける行動をとってほしいと呼び掛けている様です。たしかに急激な積乱雲(入道雲)の発達は予報が追い付かない位の早さで変化している。
雨を楽しむ言葉としては「晴耕雨読」(せいこう-うどく)という言葉に今の梅雨の時期の憧れがあります。
今年は特に新型コロナウイルス感染予防の視点からもガッテンしている人も多いことでしょう。
ちなみに俳句の世界では梅雨=仲夏となっている様です。今回は、雨について特集して見ました。
最後に異状な気候が一日も早く、日本古来の穏やかで風流な自然へとの回帰を願います。
Ⅱ【つばめの巣立ち】
今年は弊社事務所(駐車場)につばめが戻ってきました。
2020.07.14_最後の一羽巣立ちする。