<住みやすい街づくりとは?>
<住みやすい街づくりとは?>
「待機児童の課題」
今、東京都を始め都圏や地方の主要な都市(仙台市など)では「待機児童(※)」の問題が指摘されている。
東京都に於いては、この問題の原点はバブル崩壊直後から発生していた。主に都内にあった多くの企業工場跡地が分譲マンション(ファミリー向け)へと変わっていった。
当然、同マンションを購入した多くの30代の第一次取得者層が増加する要因でもあり、地域では「待機児童」は勿論のこと義務教育の小中学校が課題として懸念されていました。これは、東京都に限ったことではなく、特に東京圏や地方の主要都市とも共通性が多い。
マスコミ等で報道されていた横浜市(小林文子市長)も同様の課題があった訳だが、市長が強いリーダーシップを執って待機児童ゼロの実現を計った。
この様に平常時に於いても都市の脆さが顕在化した一例でもある。仙台市に於いては地域に住む人々の生の声を聴くことや行政の縦割から横断的な仕組みとそれを分析する専門家チームが必要であり、かつ、仙台市内の独創性が最重要と思料する。
<提言>
さらに進んで提言すれば、「待機児童」に於いても子育てと教育とが本当の意味で良質な施設を希求されることがポイントでもありましょう。
一例として、音楽の時間を多くして、本物のピアノでの「歌」や「お遊戯」等を中心にすることを提案します。具体的には、広島東南ロータリークラブは被災地(気仙沼市、石巻市、名取市、東松島市、登米市等)への「児童館」「保育所」や「幼稚園」を中心に中古ピアノ(新品同様に調律などをして)を約4年半で十数台を贈呈して子供達(児童)を応援して来ています。将来は音楽の世界で活躍する人が生まれるかもしれませんね!
俯瞰する立場ではありませんが、この様な、他の市町村との情報交換・交流や民間の力を活用することが重要と思料している一人です。