賃貸住宅の動向(仙台市内への新入学生(大学))
1.<賃貸住宅の動向(3月期の新入学生)>
1)仙台市内への新入学生(大学生)は、東北6県から集まり市内の学校の最寄で「下宿・アパート」を借りる人は92%である、また近隣県から通学する人は8%位の方々です。中でも下宿(パンション・親戚)の割合は約3%残りの89%はアパート・マンションへの入居者です。
◎構造区分は
・木 造・・・65% ・鉄筋コンクリート造 ・・・18%
・鉄骨造り・・・10% ・軽量鉄骨造り ・・・ 5%
・鉄骨鉄筋コンクリート・・・2%
◎家賃区分は
~25,000円・・・ 9%
25,001円~30,000円・・・14%
30,001円~35,000円・・・17%
35,001円~40,000円・・・23%
40,001円~45,000円・・・16%
45,001円~50,000円・・・11%
50,000円~ ・・・10%
◎広さ
6帖~7帖・・・37% 7帖~8帖・・・16%
8帖以上~・・・44% 6帖未満・・・ 3%
◎竣工年
~1985年(昭和60年)・・・21%
1986年(昭和61年)~1990年(平成 2年)・・・32%
1991年(平成 3年)~1995年(平成 7年)・・・20%
1996年(平成 8年)~2000年(平成12年)・・・16%
2001年(平成13年)~ ・・・11%
主に学生さんが多い地域、国見(東北福祉大他)、泉(東北学院大学)、小松島(東北薬科大学)、川内、大町、大手町、八木山(東北大学)を中心としての動きですが、中心部は木造よりも鉄筋コンクリートや軽量鉄骨が多い。一方それ以外は木造が多く賃料も安く設定されている。特に、泉の学生アパートは3、4月に決まらないと向こう一年空室のリスクがあるため安い賃料設定が多い。
また、東北学院大学が五橋(元市立病院跡地)に移転する可能性があり、新築物件が少ない様だ。
小松島地域は今年度「医学部」(6年)の新入学生が入学したため、賃料が少し高めでも安全性の高い物件は早く決まった様だ。ここも従来からの学生「薬学部」と賃料が二極化傾向が出て来ている。また、小松島地域には新築物件や築浅物件が少ないため新しく建設しても需要が見込める。アパート、マンションに限らずパンションも有望な地域でもある。
その他(全部共通)、保護者の希望は①大学までの徒歩圏内又は地下鉄沿線、②セキュリティ面、③インターネット環境、④洋間(フローリング)、⑤風呂・トイレ別、⑥温水洗浄便座、⑦できればコンビニよりもスーパーが近い。なお、「必須設備:エアコン」
2.<創立25周年記念事業として・・・>
弊社は創立25周年記念事業の一環として、柴田郡川崎町本砂金地区内の山林(雑木林、杉林、保安林等)約90万㎡(27万2727坪)(※東京ドーム換算19.249個分)の山林を取得しました。取得目的は、自然環境保護活動への協力の姿勢を明確にするためであり、開発することはありません。従って、「柴田郡川崎町森林組合」へ加入もしました。
取得した経緯は、これまでは水もタダでしたが、近時はガソリンと同じくらい又はそれ以上に高額になっています。
空気もタダでしたがこれからは、人為的なCO2(二酸化炭素)の排出量に基づき、企業等は国際社会からに負担が求められる時代がもうすぐそこまで来ていると考えられます。
2014年度は日本の家庭からのCO2排出量約5.093[kgCO2/世帯です]うち「電気48.7%」、(火力発電等で発電するためです。)「車、ガソリン21.8%」となっています。(データは環境省より)
従って国際的な地球温暖化防止に取り組まないとそれに相当する税負担が求められる可能性が出てくるものと考えられます。
危惧で終われば幸いですね、クワバラクワバラです。