平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ではこざいますが、当社の年末年始休業を下記の通りとさせていただきますので、ご案内申し上げます。何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。
ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
※1月6日(月)より通常営業の予定です。
マイナス金利導入と日常生活のマナーについて
<マイナス金利政策の意図は>
1)本年、1月29日に日銀の黒田総裁は日本初の「マイナス金利」を採用すると発表した。日銀の金融政策の決定会合で賛成が5、反対が4との薄氷の差で決定された。これまで、日銀は安倍内閣が進めて来ている、一つの次元「量的緩和」(マネタリーベース(世の中へ供給する通貨))、二つの次元「質的緩和」(長期国債80兆円などの買い入れ)を行ってきた。しかし、市場はデフレ脱却が思う様に進んで来ていなかった。
一方、金融市場では、あと2、3年でこの二つの政策が行き詰るとささやかれ始めていた。
そこで黒田総裁は三つ目の次元として「マイナス金利政策の導入」を発表し、金融市場に対し日銀の黒田総裁は、言葉のみではなくあらゆる政策を取るとする姿勢を鮮明に出したことに大きな意味がある。さらに、マイナス金利政策(金利全般により強く下押(圧力が加わる))。
よって今後は市場の動向によりマイナス幅が広がるという選択肢が日銀において可能となったということの意味が極めて大きい。なお、今回は小幅なため世間が騒ぐほど実質的な影響はないと考えておいたほうが良い、むしろ日銀の次の一手がポイントとなるだろう。
一方、借主から見れば貸出金利が下がったことで住宅ローンや教育ローンなど身近な生活を金融面から支えられるという効果が生まれることとなるでしょう。ヨーロッパに始まったマイナス金利は欧州中銀(3ヵ月に1回決定する)が追加緩和マイナス金利0.4%と拡大し、量的緩和拡大したと発表した。次に、今月15、16日の米国の金融会議の動向も視野に入れながらと専門外でも目が離せない金融市場が全世界的に動きだした。
<日常生活上のマナーが危うい>
道路交通法上の歩行者と緊急自動車の優先とは…2月29日午後1時45分頃の片平(五橋通り)(家裁と検察庁前)の交差点の出来事です。
救急車がサイレンを鳴らしながら仙台駅方面へ走ってきました。救急車の進路方向は赤色で歩行
者側が青色を示している、そこを女子高生と思われる人が平然と横断歩道を歩いて渡っている。
(原則は歩行者優先と定められている)救急車はその間サイレンを鳴らし続けたまま停止している。救急車の運転手らもこの様な一瞬の出来事に驚いた様子で、その人を目で追いながら再び車を走らせた。この時丁度私の進路方向も青だったが救急車のサイレンの音と車両が視界に入っていたので、停止していた。私が先頭車両だったのでこの様子を「まさか」と思いながら見入ってしまった。その子は外見上は普通の女子生徒の様に思えているが勿論真実の程は定かではない。本件の場合、マナー、道徳の問題である。但し、歩行者が子供や障害者・高齢者の場合はその状況や個別での道徳も含めての判断でしょう。
3月は卒業式や式典が多くありますが、この様な式典等で涙を流す人が少なくなって来ていると言われております。さばけた性格が多くなったのかなとある先生とお話をしていたら、その先生は「携帯電話が関係していると思う」とのお話であった。前述のようにまたしても携帯電話(スマホ)が関係しているのだ。
この世代は小学生の時から携帯電話で育っていて友達も「LINE」(アプリ)で繋がっているから友達との別れは無いと思っているそうだ。確かにその様な携帯電話が手元にあれば、「自分だけの空間」がそこにはあり、あたかも一種の壁で自分と世間が区分されているという感覚の中にいるという心理が働いているからだという。その証には、財布を忘れてもあまり心配はしないが、携帯電話を忘れると取りに戻るか誰かに届けさせるというのだ!!
さて、元の話に戻してこの女子生徒と思われる人の行動を考えると、今の世代の人の一部には救急車も他人も「自分の世界の者ではない」との心理に陥ったのかもしれません。いずれにせよ理解には苦しむが・・・道徳やマナーの問題が多くなってきているように感じます。
※消防車両が火災現場に赴くときは「車両及び歩行者」は道路を妨げてはならない(消防法第26条)との定めがある。また同様に道路交通法第41条の2で「消防用車両の優先等」とあります。道路交通法は一般的に「歩行者優先」との原則があり、緊急自動車等の特例があるが、赤信号の交差点に進入する場合は歩行者の状況により、「一時停止」又は「徐行し、安全の確認した上で通過できる」と言うことになっている。この場合同法第40条により緊急自動車の優先、路面電車や車両は道路の左側に寄ってこれに進路を譲らなければならない、との定めがある。学校の先生や社会生活の中で単に「歩行者優先」とだけと片面のみの話をしてはならないことに留意しておくことが大切である。