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2011年8月号 | レポート

列島が動いた

◆【東日本大震災で牡鹿半島が東へ5.2m動いた】 

   1、 多賀城市内の土地売買依頼を受け、実測確定測量の準備をしていたところに今回の地震が発生した。

2、 7月になってようやく隣接地所有者である多賀城市役所及び、東北防衛局(自衛隊)の立会いができることとなった。

3、 立会い当日、東北防衛局の土地境界標(コンクリート製の埋設物)3ヶ所について、東北防衛局が所持している手許図面※座標数値(GPS)と今回(7月)の測量で得られた数値とが3cm~7cm東側へ移動していることが判明した。

4、 従って、現地において土地家屋調査士及び関係者での話し合いをすることとなった。東北防衛局側では、手許図面の座標の数値と一致しておれば良かったのだが全く違っていることが問題だ。立ち会ったけれど、これでは土地境界の確定が出来ない。

5、 土地家屋調査士の主張⇒近くに設置してある、国土地理院の基準杭も今回の地震(3・11)によって同様に動いています。すなわち基準となる杭(点)が無くなってしまった。よって、既存の杭を人為的に動かした形跡がなければ現況の杭で確認していただくことしかないのではないだろうか?

6、 東北防衛局の主張⇒最終的にはそのとおりと考えるが、本件と隣接していないが、他の連続している数点の境界標の座標をも計測して欲しい…とのことで後日改めて再測量となった。

7、 7月下旬本件とは隣接していない他の敷地に埋設してある東北防衛局の杭を計ったところ、同様に東へ移動していることが判明した。

8、 結局は東北防衛局も現況の杭の位置を境界標とすることで、納得して頂いた。

9、 因みに、民間所有地との土地境界は2週間位で既に終了していた。多賀城市役所は既存杭で了承となった。

10、 今回の地震によって数ヶ月の時間を要することとなったが、土地境界が全部確定した。

11、 この様な問題を解決する為、測量・基準点に関し、10月1日に国土交通省(国土地理院)から指針等が示される予定です。

【参考】※測位法の一つ、GPS衛星(4つ)からの電波信号を地上で受信し、時刻差に電波の伝播速度で計測(点を算出)すること。この原理はカーナビゲーションシステム・航空・船舶にも利用されている。

◆「がんばろう東北」等を合言葉にした「仙台七夕祭り」に協賛、及び長町一丁目の子供会・商店街の「長町七夕祭り」にも協力しました。      

      

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