東日本大震災から1ヵ月
先の、仙台弁護士会定期総会で新年度(4月1日)の会長に森山博弁護士とすることの選出がなされました。先生は、弁護士として「社会正義の実現」のため、日夜奔走する傍ら、仙台弁護士会の諸活動を永年行って来ていました。
主な活動としては、精神障害者の入退院や処遇改善を審査する、県精神医療審査委員なども務められています。 会長としての抱負は、「法務局出張所などの統廃合の問題で、地方の司法の充実を目指したい」としています。
さらに、県が目下検討している、性犯罪の前歴者に携帯を義務付ける「全地球測位(GPS)条例案については、「人権上の問題」があるとしてきちんと検討のうえ対応して行きたいとしています。当社の代表者とは古くからの友人でもあります。
先生の益々のご活躍を心からご祈念申し上げます。
3月11日午後2時46分の東日本大震災が東北・関東(一部)に大変な災害をもたらしてから1カ月が過ぎました。この震災で、多くの方々が亡くなられたことに対し、改めてご冥福をお祈り申し上げます。さらにいまだに被災者の方々は苦しみと悲しみに置かれております。
私も、被災者の多くの方々もこのことが夢であってほしいと願っておりますが、時間は待ってはくれません。現実を受け止める他は前へ進めないと思います。しかしその後も5.6と強い余震が続いており、気象庁や専門家は警戒を促しています。この為か少しの音や動きに対しても過敏に反応する日々でもあります。
少しでも早く普通の生活に戻れるよう、祈ってやみません。
当社は、仕事を通して被災者への「住まい」や「障がい者用の援助物資保管の為の倉庫」を紹介しております。
既に5世帯の被災者の方々に仲介手数料ゼロ円などで賃貸物件に入居(利用)していただいており、自分達のできるところから社会貢献に取り組んでいます。
その中には、突然仕事が無くなった人。あるいは、石巻が本社だったが、会社の工場とも津波に流されてしまい、給料が支払われないとする特有の方もおります。事情によっては、仙台市に生活保護の申請手続をアドバイスするなどして、住まいの確保に追われています。