1.弊社「林業部」に於いて、経済産業省が提唱している「J-Startup TOHOKU」への取り組みの一環として、黒川郡大郷町の農地を取得し、「クロモジ茶用の苗木」や「ルバーブ」を植樹して来ました。
この土地を取得したのは、苗木などの育成環境として日当たりも良いことと、鹿や猪等の被害にも遭いにくいと考えたからでした。
2.しかし、本件土地南側隣接地に大型店舗が出店する計画が示されました。
さらに、大型トラック等の商品搬入通路となることの説明もありました。
3.従って、クロモジ茶は一般的なお茶のようにそのまま煎じて湯に溶け出した成分を摂取するため、店舗の排気口や大型トラック等からの排気ガスで植物の葉や幹に付着することが明白と判断しました。
けだし、本件土地を取得した事業目的が達成出来ないと判断し、已むなく撤退することとしました。
4.移植先は当社所有の山林(柴田郡川崎町又は刈田郡蔵王町)で、再活動を致します。
5.2023年(令和5年)5月21日(日)までに刈田郡蔵王町遠刈田温泉字北山の山林へ「クロモジの木」を移植しました。移植後の数日間の雨という応援も有り、しっかりと根付いている。
「ルバーブ」の移植については、山の一部を開墾中です。新たに安い耕運機を購入し、牛ふんなどを入れて土壌改良等をし、生育に適するようにしてから本格的に取り組んで行きます。
(移植後のクロモジの木)